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アート投資初心者が知っておきたい3つの魅力

積み立てNISAや新積み立てNISAが注目され始めてから、投資に注目が集まっています。

その中でも、あまりメディアに取り上げられていない「アート投資」について、初心者にも伝わりやすいように魅力を解説します。

  • アート投資が初心者なので、不安だけどやってみたい
  • 少額でもアートに投資することは意味があるのか知りたい
  • アート投資は、どういう仕組みで利益が出るのか
  • アート投資の魅力はどこにあるのか

このような疑問を持っている方の不安を解消していきます。

アート投資で利益が出る仕組みは?

株や債券を売買して利益を狙うのではなく、絵画・アートを売買して利益を狙うことです。ものが株や債券から、絵画・アートに代わっただけです。

具体例は、まだ有名でないアーティストだけど心が動くアートを購入して、2年後に急に有名なアーティストになった場合です。数十倍の値段がつくこともあるため魅力的な投資として認知されています。

また、アートは安価なものでも数万円から数百億円と金額の幅が大きく、予算に合わせて投資ができます。

アート投資初心者に伝えたい現在のアート市場は?

2021年のアート関連のNFTは、ブーム後に最も激しく下落して、オンラインNFT販売は2021年の約3,850億円から約2,000億円に半減しました。
なので、アートの市場も小さくなっていると感じますが全体のアート市場で見ると2022年のアート市場は約9兆75億円まで伸びています。

2018年と同じ水準に戻り、特にコロナが落ち着いてきて「アートフェアなどのイベント復活」が市場の成長に影響を及ぼしています。
※2023年のArt Market2023速報より抜粋

NFTのみで見ると、市場が半減しているので投資対象としてリスクを感じますが、アート市場という大きい括りで見ると、価格帯によってはハイリスク・ハイリターンではない堅実な投資も可能です。
最近のアート投資の中では、現代アートが世界のトレンドになっています。

また、アメリカの富裕層の間では、資産のポートフォリオのうち5%はアートへ分散投資するという考え方が一般的です。

予算内で買えるアートからアート投資を始めてはいかがでしょうか。

アート投資初心者に伝えたい3つの魅力

それでは魅力について紹介します。

株や債券への投資は、家に飾ることで鑑賞を楽しむことができません。それに比べて、アート投資はアート作品自体やアーティストの成長や変化量を楽しみながら、投資もできます。

都内にあるオシャレなレストランや高級ホテルに行ったとき、アートが1点飾ってあり、そのアート1点で空間が豊かになっている感覚ってありませんか。

アートに触れることて感性が磨かれ、リモートワークの方は部屋に1つ飾ってみるだけで、休憩中に眺める頻度が増えて仕事のクオリティーも上がるかもしれません。

【2】財産としての評価額や市場での取引価格が良い

平均で年率14%の価格上昇率を保っていて、他の投資と比較しても上位に入ります。もう少し具体的にいうと、2000年から2020年までにアートの資産価値は約1,700%上昇しています。

すべてのアート作品が上がるというわけではありませんが、数万円で販売されていたアート作品の価値が1,000万円を超える可能性があるということです。

また、金融資産とは低い相関性と言われているので、世界の富裕層の多額の仮想通貨を売買するなどの動きや特定の地域の動向に左右されにくい性質を持っています。

【3】取得金額が1点100万円未満のアート作品は、減価償却資産になる

平成27年1月1日より、このような法律が施行されました。

わかりやすく言うと、事業用として100万円未満のアートを購入する場合は、減価償却として8年間にわたって費用計上することができます。

個人事業主や中小企業であれば、30万円未満のアート作品について年間300万円まで、全額経費計上することも可能です。

【まとめ】アート投資初心者に伝えたい3つの魅力

  1. 鑑賞しながら楽しめる投資
  2. 外的要因に影響されにくく、年平均の価格上昇率が高い投資
  3. 経費で計上することができる投資

アート投資にはさまざまなメリットがあることが知らなかった方も多かったと思います。
まずは低い予算で検討してみては、いかがでしょうか。