ラトビアで90点以上の大規模な個展を開催した、巨匠RAMZI氏の活動に迫る
2001年6月16日、ラトビアのリガにあるM6ギャラリー(マルスタルユ通り6番地)で、モスクワの画家ラフメット(RAMZI)氏の大規模な個展が開幕しました。
この展示会では、リガやモスクワの風景画、肖像画、そして豪華な裸婦像など、多岐にわたるテーマで90点以上の作品が展示されていました。
これらの作品は、花々の美しさによってさらに引き立てられ、まるで花から香りが漂ってくるかのようだったそうです。
美のインスピレーションと作品への情熱
RAMZI氏にとって、次のアート作品のインスピレーションはその日の気分次第で変わります。
それはアシュハバードの市場で自転車のそばに悲しげに座る小さな女の子であったり、ペトラの雄大な塔、愛らしい猫、あるいは壮大なクレムリンであるかもしれません。
最近では、アメリカから訪れたポルノスター、ミドラが彼のためにモデルを務め、数々の見事なヌードポートレートが制作されました。
これらの作品は彼女の寝室を飾るために、完成後に彼女の元へ送られる予定であったそうです。
RAMZI氏のアートにおける哲学と技術
「自分のために描くかのように作品を仕上げることが、良い作品を生み出す秘訣です」とRAMZI氏は語ります。
彼のモスクワのアパートには、家族の肖像画を中心に、数点の作品が飾られており、それぞれが彼にとって非常に大切な意味を持っています。
「リアリズムで描く時は、正確な規則に従う必要がありますが、ポアンティリズム(点描画法)で注文されると、想像力を自由に使えるので楽しいですね」と彼は付け加えます。
注文作品と現在のプロジェクト
最近、ユールマラ(ラトビア共和国の都市)のビジネスマンが自分の家族を後世に残すため、RAMZI氏に妻の肖像を4点注文しました。
完成したヌードとラファエレスクスタイルの壮大な作品に、依頼人は非常に満足しています。
その後、RAMZI氏はポーランド・ラトビアの家族の集合肖像も制作し、イタリアとポーランドの中世の衣装で彼らを描きました。その作品は非常に美しく仕上がっているといいますが、残念ながら私たちはその作品を見ることはできません。
それはプライベートコレクションに収められる予定です。